ビニールカーテンの注意点
ビニールカーテンのしわ
ビニールカーテンを扱う時に
シワが気になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし残念ながら、ビニールは素材の性質上
完全にシワが入らないようにするのは、難しいです。
それでも何か方法はないのか…とお悩みの方に向けて
ビニールカーテンのシワの原因と低減するための対策について
お話ししていきたいと思います。
しわの原因
①加工と梱包
オールビニールのビニールカーテンは
様々なお客様のご要望にお応えできるよう、既製サイズを加工して製作しております。
そのため、加工する段階でもシワが入ることがあります。
また、ビニールカーテンは大きいサイズでご使用いただくことが多いので
出荷時の梱包の際には折りたたむ必要があり、その際にもシワが入ってしまいます。
②折り畳みや保管
ビニールカーテンは折り畳んで保管すると
折り目部分にシワがつきやすくなります。
長時間折り畳まれた状態だと、シワが深くなりやすいです。
③温度変化
ビニールは気温に敏感な素材で
気温が低いと硬くなり、シワがつきやすくなります。
逆に、気温が高い場所では柔らかくなり、シワが伸びやすくなります。
しわを取り除く方法
温める
ドライヤーの温風をあてたり、ぬるま湯で濡らしたタオルで拭くなどして
ビニールを温めると、しわが緩和されます。
温めた後にビニールを引っ張りながらしわを伸ばすのが効果的です。
ただし、熱をかけすぎるとビニールが変形する恐れがあるため、慎重に行ってください。
自然に伸ばす
ビニールカーテンを設置したまま時間をかけて自然にシワが伸びるのを待つ方法もあります。
特に気温の高い季節だと効果的です。
寒い季節には、エアコンなどで少し高めの温度設定にしてビニールを吊り下げておくと
温度によってビニールが柔らかくなり、シワが抜けやすくなります。
重しを使う
カーテンの下部に重しをつけることで、時間とともにシワが伸びやすくなります。
店舗で利用する時など、できるだけシワを伸ばしたいという時に
参考にしてみてください。